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なんだこの可愛さは

創作日記

 もう出版社周りやめる。どこ行っても無理。

 てわけで、最後かな、と思って、ある社に添付して、今日原稿を送りました。

 電話したら、打ち合わせ中だとかで、先方はおらず。おらんのか、こら、といらいらして、待ったが、かかってこない。携帯の電源切って、しばらくして入れてみたが、まだかかってこない。なめとんのか、おら。

 と思っているとき、かかってきた。

 と、びっくり。相手、クソ可愛いー声色。 

「お電話くださったとかで……」

 あれ? ぼくは彼女に何度か会っているんだけれど、こんな可愛い声色いつどこで培ったんだ? 前に電話で話したときは、こんな可愛くなかったぞ。

 とにかく可愛いー。可愛すぎる。なんだ、こりゃ。反則だろ。実際美人の編集者さんだけど。そりゃ、業界で人気出るわな……。

 怒り口調で、読む気あんのか、おら? と言ってやろうと思っていたおれなんか、もうどこかへ。あまりにキュートに丁寧にご返事下さるので、こっちもヘラヘラ。

 ぼくのいう言葉に、はい、はい、と丁寧に相槌を打つ女史。

「それでぼくの原稿読んでもらえたりします?」

「読ませていただきます。ただ、ほかにも溜まってる原稿がありまして、お時間かかると思うんですが」

「(まずおれのから読めや、と思いながらも、もちろんいわずに)かまいません、お願いします」と素直に応じるおれ。

 彼女もヒット作飛ばしている敏腕編集者。落ちたらショックだけど、というか、なぜぼくは早くに彼女に原稿の相談しなかったのか、というと、彼女がぼくの小説が嫌いだからだ涙 「面白くないとはいってません」とかつて目の前でいわれたことがある。

 まるで婚活女子の気分。ブスでもいいんだ。どこかにぼくと相性の合う編集者はいないのか。

 コンプライアンスの問題もあると思うけど、最近出版業界も対応が丁寧になりました。先日のAさんもそうだけれど、「電話くれてうれしいですアピール」が凄い。皆さんも一回持ち込みの電話してみたらいいと思います。

 最近女性の編集者のほうが元気があります。ピース又吉さんに『火花』を書かせたのも女性編集者でしたね。