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出版社訪問日記 最終話

 このシリーズ何話まで書き綴ったのか、もう忘れてしまいましたけれど、そもそも以前のものはすべてブログから削除しましたし、それで今回は最終回です。そのうちこれらのものは、全部実名入りでまとめてメルマガで配信しようかと思ってます。「持ち込み」したい、と思ってる作家志望の方も多いと思うし、需要はあると思うんですね。参考になる、と思うんです。

 ぼくは自分の本を出したい、というよりも、文芸(アート全般)を復興させるために動いているつもりでいるので、たとえばぼくの本が出なくても、より優れた著者の文芸作品が世に出れば、それでいいんです。

 今回は二社に電話しました。

 一社目。「持ち込みは通さないように指示されております」と、編集部に通されずに瞬殺の撃沈。まあ、大手でしたからね。

 二社目。(実はここが本命。)

     受付 「しばらくお待ちください」

     目論みどおり。編集者でたー^^ やっぱ対応が違うわ。

     編集 「はい、お電話変わりました」

     おれ 「原稿読んでいただきたいんです」

     編集 「はぁ。小説ですか? ジャンルは?」

     おれ 「ええと、こういう感じで、ああだこうだ」

     編集 「あのう、その作品、他社には送ってません?笑」

     おれ 「送ってません(嘘じゃない)!」

     編集 「わかりました。では、原稿お送りいただけますか? ただ、読むだけで、書籍化されるとか、すぐにそういうことにはなることはないので」

     おれ 「わかってます。では、読んでいただける、ということで了解させていただいてよろしいですか?」

     編集 「はい、読ませていただきます」

     おれ 「ありがとうございます」

 ということで、今回は分量もあるので、添付で送付しました。「けっこうな長さなので、POしていると、大変でしょう」と相手もおっしゃられて、実際、添付のほうが、フォント等自分仕様に変えられるし、編集には楽なんですよね。

「感想いただけますか?」とはいえなかった。聞くべきだったかな、とも思うけど、そうすればなにかしら「次」のコンタクトをとりつけられるでしょ? でも経験上、脈ありなら、向こうから連絡来るから。大事なのは、こっちから頼んではダメなんだよね。あくまで、読んでください、ということ。向こうから来た場合は、イニシアチブがこっちにある。なので、まあ、その辺はどうでもいいかな、と。そもそも相手に迷惑だし、書籍化しないための屁理屈、をああだこうだとってつけたことをいうだけだから、感想なんて聞いても意味がない。

 アドヴァイスを得たい、ということで原稿を送るのであるならば、最初にそういったほうがいいと思います。ぼくの場合はアドバイザーがすでに御一方いるので、あとは無視です。ただ、いわゆる引き上げてくれるメンターが欲しいな、と思うけれども、この辺りのこともメルマガで書いたほうがいいな。

 ということで、9月から動いて、半年強やるだけはやったかな、という持ち込み体験記でした。電話した出版社は10社くらいかな。実際にお会いした編集者は三人。原稿を送ったのは、5社。返事3。まあ、こんなもんでしょ。

 でも、これは結果じゃなくて、出発なので。営業の基本。

 次の段階に、入ります。

 今度は準大手以外の小出版にコンタクトをとってみるつもりです。東京には出版社なんて無数にありますからね。皆さんも、がんばってください。とにかくこちらが情報発信しない限りは、「自分」のことを見つけてもらえないですから。それがいちばん大事だと思いますよ。

www.tbs.co.jp 六本木の国立新美術館で、6/14日から「ジャコメッティ」展やりますね。楽しみです。アルベルト・ジャコメッティは、以前当ブログでも書いた泥棒作家、ジャン・ジュネとも縁の深い20世紀を代表するスイス生まれ、フランスで活躍した彫刻家です。